コーチングについて
About coaching
COACHING
コーチングとは
Core Infinityでは、コーチングを
以下のように定義しています。
クライアントの目標達成のためのチャレンジと
リフレクション(振り返り)を
サポートする関わり
「これから生きていくために、あなたに必要なものを、必要なタイミングで手に入れてほしい」と願っています。
その願いをもとに、そのような人生がすぐ近くにあることに、あなたが気づき、創造、開拓するサポートします。
才能の塊であるあなたは、生き生きとした力を存分に発揮できます。
スタンス
①自分にとって、一番大事なことをやる。
②自分のことを決めるのは自分。何をどの程度やるか決めるのも自分。
やる・やめるを決めるのも自分。どれに決めても、それが正解。
③困っているなら、困っていると自分からヘルプを求める。
1人目が適切でなければ、次の人にヘルプを求める。
求めない人に与えられることはない。
④才能や人格や性格を変えることはできないが、行動や論理的に考える方法、
感情の出し方はスキルとして、自分が望むならば練習して上達できる。
⑤トラブルは、個人の問題ではなく、状況、システム、押し付けなどの物事が原因。
対人トラブルは、相手も困っているので一緒に解決を目指す。
考えずに自然な振る舞いで常にこの「スタンス」で生活できるようになるには時間がかかります。目標への取り組みの中で練習していきましょう。
STANCE
目標について
コーチングには、「目標」があることが前提です。
「目標」とは、自分が行動して達成したいこと・もの・状態のことです。
コーチングで「目標」とされるものには4種類あります。
【やりたいこと】
①やりたいこと。
②やりたいことをやるための、資格取得や試験合格、環境を整えること。
(やりたいことのためにやるべきこと)
【やるべきこと】
③他者が決めた、割り振られた評価基準達成。
(学校の成績、職場の達成目標)
④本人が変えられない生まれ持ったものから期待される評価基準達成。
(性別、きょうだいの生まれ順、年齢、家系などで期待される社会的に常識とされる振る舞い)
GOAL
コーチングで話をしましょう
・【スタンス】と【目標】がはっきりした
・【話したいこと】があふれてきた
そんな方はコーチングをはじめましょう。
私から問いかけることは、コーチング・エッセンスである「何がありましたか?」「どうしたいですか?」「どんな手助けが必要ですか?」こういった内容です。
セッションは、あなたと共に設計します。
コーチングの回数はスポット(1回のみ)~継続するものまで、1回の時間も自分に合った時間でお好みのままです。
コーチングの思考方法や行動に慣れるまでは、継続的なセッションをお勧めします。
「コーチングについて もっといろいろQ&A」
Q
コーチングって何ですか?
A
あなたがクライアント、聴き手がコーチです。自分がやりたいことを実現するために、自分で考え、決め、行動して、結果を手にして、次の行動を考える対話の場です。コーチングを馬車になぞらえ、コーチを御者とたとえられることも多いですが、クライアントはお客さんではなく、馬車の手綱を握っている御者です。馬車はあなたの身体です。コーチはあなたの横に座って、質問したり観察しながらクライアントのあなたの状態を分析してあなたに伝えたり、目的地までの距離や周りの様子を伝えたりします。コーチがクライアントに教える場ではありません。対等の関係です。コーチングは、コーチがクライアントの内心を見透かす魔法の方法ではありません。よく観察して、言葉の使い方や振る舞いで、クライアントが何を感じているか理解しようと努めます。ですが、コーチは疑問に感じたことを素直に口に出して質問してクライアントから答えてもらいます。想像や推測で終わらせず、言葉できっちり意思を確認し合うのがコーチングです。
Q
コーチングはもともと何からどのようにはじまったのですか?
A
諸説ありますが、スポーツからはじまり、その後ビジネスにも広がっていったと言われています。チームが勝つためにメンバー全員の気持ちを揃え、技術を高めるのに効果的だったのでしょう。ですので、コーチングを受けるメンバーには目標が必ずあります。ただし、目標は十人十色でまったく同じということはありません。個人を尊重したうえで、チーム目標を確認したり、個人目標の共通点を共有するためのグループコーチングも行われます。「人には、目標ややりたいこと、実現したいことがある」は、当然のこととされています。目標に達するのに1回のチャレンジで成功するとはだれも考えていません。「実際にやりながら、失敗し経験を積みながら目標に近づいていく」ことも、当然のこととされています。まず、この考え方からスタートしましょう。
Q
目標達成のために大切なことは何ですか?
A
次のようなことが大切です。
「得たいものにつながっていると感じられる意味がある目標を立てる」
「自分を知って、自分に嘘をつかない」
「常に自分事として考え続ける」
「やってみる。先陣を切る。行動する」
「協力してくれる人を信頼し、分担してもらって任せる」
「協力してくれる人を含めて関係する人の話をジャッジしないで聴く力を高める」
こういった能力やメンタルのトレーニングをサポートするのもコーチングです。
Q
コーチングは、何回話したらいいのですか?
A
私は、コーチングは継続性が重要だと考えています。最初話して、実際行動して、その結果を振り返ってを繰り返すのが、コーチングです。 コーチと1回話すだけで、電撃が走ったように衝撃受け、価値観が変わり成功を手にする人もいるかもしれません。 コーチングが「クライアントに話をしてもらうこと」という意味ではこれもコーチングですが、魔法使いを期待しないでください。 すべて、クライアントであるあなた次第です。コーチと話すことで、あなた一人では得られない視点を得られます。自分一人で、そのコーチと話して得られることと同じものを得られると判断できたら、そのコーチからの卒業時期です。その時のあなたのレベルにあったコーチを探しましょう。
Q
コーチングにはお金がかかると聞きました。
A
あなたのお金を何に使うかは、あなたの判断次第です。コーチング料金をクライアント本人が支払うか、別の人が支払うか、もしくは職場や家族内のコーチングで料金が発生しない場合もあります。クライアントとその成果にとって、それぞれ利点と欠点があります。クライアント本人が払わないと「やらされ感」を感じることがあります(権利よりも義務感)。職場や家庭内では、なあなあになったり、コーチ側が行動の誘導や秘密を守ってくれなかったり、査定に響くこともあります。世間話で終わるような「なあなあ」になるのは、コーチ側、クライアント側とともに原因の可能性があります。料金について詳細は、各プランの料金をご覧ください。一般的に、コーチングできるようになるには、知識と技術と経験を身につける必要があります。また、クライアントが話した内容をほかで話さないなどの、プロとしての行動規範を守る必要があります。特にプロの場合には、「コーチの時間を買う(その時間とトレーニングなどの時間)」と考えていただければ納得していただきやすいかと思います。
Q
ほかの人はコーチングをどのように使っていますか?
A
クライアントごとにコーチングを受ける目的があり、多種多様です。
クライアントが、やりたいこと、目標や目的、実現したいこと、「苦労してでも達成したいこと」に、パートナーであるコーチと取り組みます。
たとえば、
やりたいことがある人の場合:①必要なスキルを身につけるため。
②ペースメーカーとして。
③認定資格取得のため。
やりたいことがない人の場合:④気になることを話せたら、別に考えていることのアイディアの元になる(社長型)。
⑤愚痴を話す相手が欲しい(心の整理をして、ポジティブの種を探す)。
コーチングではないですが、コーチする技術を身につければ、以下のこともできます。
⑥愚痴や文句など問題のポイントを整理して要望に変える。
⑦苦情を提案に変える。
⑧表に出てこない隠された意見を聴き出す。別の視点です。
具体的な行動がわからない人:⑨コーチングで、やり方を決め、やる気を出す。
何をやればよいか決めかねている人:⑩何について何をする話であれば自分が引き受けられるかを話す。
(実際の行動をすぐに起こせるタイプの場合)
Q
コーチングで話すテーマはどんなものですか?
A
やりたいこと、目標や目的、実現したいことなどです。「苦労してでも達成したいこと」と考えてもかまいません。目標や目的、実現したいことに向かって進む時に、自分の最大限の力を発揮するための作戦会議をすることです。コーチと話す時、もう一人の自分と話す程度に心底安心して本音で話せることが大事です。「やるべきこと」について話すこともあります。「やるべきこと」を効率的・効果的に終わらせ、「やりたいこと」にできるだけ取り掛かれるように考えます。また、「やるべきこと」の中の「やりたいこと」を一緒に探します。
Q
私には、目標や実現したいこと、やりたいことがありません。
そんな私でも、コーチングを受ける意味がありますか?
A
目標や実現したいこと、やりたいことがなくても、コーチと話すと何か発見があることでしょう。それが、「やりたいこと」につながるかもしれません。でも、コーチングを受けるということは、パーソナルトレーナーを雇うのと同じです。あなたの時間とお金の使い方として納得できれば、意味が見つかる可能性が高いです。また、もし「やるべきこと」のために心身を削ってきて疲れ果て、今の自分の立ち位置がわからなくなっているのであれば、まずはしっかりと休養・睡眠・栄養を取って、頭痛、腹痛、運動不足を解消しましょう。これら休養を取って体調を整えていったら、何かしらやりたい気持ちが起こってくるはずです。コーチングで、「やるべきこと」「期待されていること」「社会で正解と評価されること」は話の中心に置きませんが、本当にそうなのか見直す時間を設けることでしょう。日本では残念なことに、家庭でも学校でも、子供時代から「やりたいことは何?どうする?やった結果から次のことを考えなさいよ」と言われる経験をほとんど積んでいません。「やるべきこと」は、家庭と学校でレールが引かれています。そのため、自分に「自分がやりたいことは何?」と問うことがなく、質問がないので答えがありません。子供のよくある答えが、休養、ゲーム、ネット動画を観ることなどです。これらは「苦労してでも達成したいこと」ではないので、ここで言う「やりたいこと」ではありません。
Q
コーチングは何に役立ちますか?
A
行動の結果の保障はできませんが、行動するので何らかの結果が出て何かしら変化していきます。自分の決定で行動するので、自分の人生を歩んでいる感を得られます。自分の人生を自分でコントロールするのに役立ちます。
Q
コーチングを受けている時に、私は何をしたらいいのでしょうか?
A
コーチは指示しませんし、結果の責任を持ちません。自分のことです。一所懸命考えましょう。一番大事なこと、自分の本音に素直に向き合いましょう。他人からの命令、評価をいったん脇に置きましょう。「でも」「だって」といった否定の口癖禁止。あなたが選んだコーチです。心を許して安心してお話しください。
Q
目標達成のために、何をしたらいいか教えてもらえるのですよね?
A
指示を出すばかりのスポーツ・トレーナーもいるかもしれませんが、それはコーチングではありません。クライアントの客観的な今の状態を伝え、次の行動の選択肢を挙げるのが「教える」ように見えるかもしれません。コーチングの目的の中に「①必要なスキルを身につけるため」がありました。合理的、効果的な身につけ方を、クライアントにも探してもらいます。そして、コーチングで、何をどの程度行うか決めていきます。コーチは、選択肢を示しますが、決めるのはクライアントです。
Q
コーチングで教えてもらった中から、できそうなことをやればいいのですよね?
A
コーチングの目的は、クライアントが、やりたいこと、目標や目的、実現したいこと、「苦労してでも達成したいこと」です。「できそうなこと」を実行することで、「やりたいこと」が達成するのであればその通りです。「やりたいこと」を達成したいのか、できるだけ手を抜きたいのかどちらでしょうか?手を抜きたいと思うことは、「やりたいこと」でしょうか?自分が必要と判断したことをコーチングの時間で選び、コーチに教えましょう。そして実行してください。たとえば、街灯が少ない道で家の鍵を落としたとします。どこで落としたかわからないときに、街灯の下だけを探しますか?簡単にできることだけをしていてはいけません。
Q
コーチングを受けて、何かをやらされるのは嫌です。
A
コーチングの時間は、クライアントのための時間です。どのように過ごしてもかまいません。無理に何かをする必要はありません。これまでの人生のすべてを「やらされてきた」と感じていて、「自主的な振りをさせられて、やらされるのは嫌だ」と思われているのではないかと私は思います。「嫌」と感じているとき、かなり強力に心の防御をしています。コーチングが必要と思い、コーチのことを信用しようと思えるのであれば、まずは、絶対に安全な場所で、心と身体をほぐして、自分を取り戻しましょう。ご自身の「やりたいこと」に時間を使いましょう。
Q
どんなことが正解ですか?
A
一般に、社会で許される範囲というものもあり、また1人1人正解があるものです。他人にとっての正解は、あなたの正解とは関係ありません。あなたの人生の正解は、終わってみないとわかりません。そして、別のルートをたどっても正解であることが多くあります。あとになって、「あれの経験には意味があった」とわかることもあります。後悔することは絶対にありますが、正解かどうか判断するのは、未来のあなたです。
Q
ムシャクシャした気持ちの時に、話してもいいですか?
A
あなたが傷ついたから、話して同じだけ相手を傷つけたいという思いであれば、お断りします。
けれど、くやしさ、悲しさの中から、次の自分の行動を考えたり、「自分とは何者か?」がわかったりすることがあります。心が不安定の時の方が、ガードが下がって正直に本音を出せる場合があります。効果があるコーチングができる可能性があります。
1回だけのコーチングでは、お互いの安全のためのセーフティネットをどのように張ればよいかわからないので、できることなら複数回のコーチングの中の1回としてください。あなたを立体的に理解できるでしょう。
Q
話をする相手として、コーチと家族、友達、同僚、ビジネス仲間などとは何が違いますか?
A
トレーニングをして話を聴く技術を持っていて、秘密を守れる第三者という利点があります。コーチ以外は、親身になればなるほど、アドバイスしたがり、アドバイスのためのプライベート情報を求めます。そして、分析して、原因を断定して、対策を提案しがちです。
それらはコーチングではありません。相手に「認められたい」「仲間外れにされたくない」思いから、あなたが自由な発想ができなくなります。
そしてコーチングの成果は、他者の評価によらず自分で判断するものです。「自分が考えて、決めて、行動した」時に最大になります。
家族などに相談したときには、結果が出た際にあなたの感じたことを尊重してもらえるのであれば、いいコーチングをしてもらっていると言えます。多くの場合は、あなたのペースは守れません。評価したがるものですし、望んでいない分析をはじめ、提案したことを実行したかどうかなどが関心の中心になり、次の目標も決められてしまいます。
Q
対話型AIは良さそうに感じましたが、コーチングに使えそうですか?
A
対話型AIが、2022年後半より話題に上るようになってきました。
対話型AIは、キーボード入力するチャットの形で対話を進めます。過去の同様のAIに比べて、話の内容を覚えていてくれるようになりました。相手がAIではなく、物知りな人と対話をしている気分になります。
上手に使えば、あなたの目標達成のかなり強力なパートナーになるでしょう。
今後サービスが変化・進化していくでしょうが、コーチングで使う際の現時点での主な利点と欠点を挙げます。
[利点]
・今のところ無料。インターネットにつながる環境があればよい。
・人との会話が苦手な人でも、遠慮なく会話できる。どんな質問を何度しても、あきれられることがない。
・どんな回答をされても相手がAIなので傷つきにくい。事実を伝えて認識を訂正して会話を続けられる。
・コーチングで重要な、自分が感じたことや感情、ちょっと気になったことを表現しやすい。
・5W1Hを意識した論理的な文章を書くトレーニングになる。
・時間や回数に気を使わず、自分が必要な時に対話できる。
・コーチングで成果を出せる人「自分で考え、決め、行動し、結果を得て、次を考えることができる」であれば、AIとの対話で行動が加速する。
[欠点]
・書き込んだことをAIが学習してほかで使われることがあるため、個人や職場の秘密を書いてはいけない。
・人や店、本、病名などの情報は、間違った情報を回答されることが多いので、必ず別の手段で確認する。
・AIが回答時に著作権侵害をしている可能性があるので、対話を公開するときには十分に注意する。
・対話が、自分を守る主観の世界に閉じこもる可能性がある。
・人間だと自然に観察している口調、視線、表情などから類推して得られるフィードバックをもらえない。
・「スクリプト」という最初の設定で、対話の配役や条件をきちんと記さないといけない。
・指示されるのを待つタイプの人や自分の責任で行動することができないタイプの人も、AIに無条件で従わない。実生活でされた指示とすり合わせて調整する。
Q
スポーツでよく聞くコーチングと何が違うのですか?
A
コーチングの目的の「①必要なスキルを身につけるため」がスポーツのコーチングに該当します。スキルは、肉体の使い方のスキル、気持ちのコントロールスキル、メンバーや相手とのコミュニケーションスキルがあります。国際大会レベルの選手には、「肉体の使い方」と「気持ちのコントロールやコミュニケーション」などそれぞれ専任のコーチが帯同することがあります。スポーツクラブや学校の部活でも、「気持ちのコントロール」を手助けするコーチングをするようになってきています。
Q
私はコーチングではなくて、ただ話を聴いてもらえればいいのですが。
A
コーチの話を聴く時間中拘束するので、コーチング料が発生します。それをご理解の上、コーチングになることも期待されるのであれば、ご依頼ください。最初は、どこが「やりたいこと」につながる話かわからない場合がありますので、ご質問のような状況にもあり得ます。
Q
私は、すべて「考えて、決めて、行動して、結果から次の行動を決めている」。
そんな私にコーチングは必要ですか?
A
1人で考えていると、思考の枠が限られていて、いつも同じ範囲で行き来していると感じませんか?コーチングの時間にいったん荷物を置いて対話をすることで、冷静に振り返りをしましょう。
コーチは、「もう一人のあなた」です。思考の枠を広げましょう。本当に成果を出している人ほど、自分への否定的な評価ばかりだったり、具合が悪かったところを見落としていることに後で気づいたり、となっているように感じます。できたことを認め、ほめ、具合が悪くなりそうなところを事前にチェックし、ミスのレベルを評価するのにコーチングが役立ちます。コーチは一緒に行動してくれるわけではありませんが、「孤独だ」と思わなくて済みます。
Q
コーチには、私と同じ業界の人で、成功している人でないと意味がありません。
A
話を聴く気になれるか、尊敬できるか、自分が考えていることの抜け落ちを指摘してくれるか、という意味では正しい考え方でしょう。でもそれは、コーチングを「教えてもらう場」と考えているし、敬意がかなり偏っていることがわかるでしょう。自分の心を素直に出して話ができ、成果を上げられると信じられるのであれば、該当する方に依頼するのがいいでしょう。でも、コーチングを深く考えてきた私からは、「そんなことないですよ」と言えます。
Q
本やインターネットでコーチングのことを調べました。でも、調べれば調べるほど混乱してきました。
何が正しいのでしょうか?
A
コーチングは結局は一つですが、認定資格ごとに流派的なものがあります。見かけの雰囲気が随分違う印象を持つでしょう。どれか一つを信じて、一通りトレーニングしてはいかがでしょうか?一つを極めたら、他のものもよく見えてきます。そして、コーチを一人選んで、コーチングを受けましょう。自分の中で、体系を形作っていくしかありません。
Q
コーチングなどの認定資格の単位のためにコーチングを受ける必要があります。
コーチングを受けて単位になりますか?
A
認定資格単位になるコーチが満たす条件をお調べください。たいがいは、認定資格を出している団体の上級資格者のコーチングを受けることが条件になっていることが多いです。ただし、コーチングは単位のためだけに受けるのはもったいないです。上級資格者の中には、あなたに合ったタイプのコーチも必ずいます。いいコーチと出会えるといいですね。
Q
コーチはどうやって選んだらいいのでしょうか?
A
どのテーマでコーチングを受けたいか、あなたの希望に合わせたコーチを探しましょう。インターネット上の情報や、オンライン型や対面型のセミナーや勉強会に参加して、自分にふさわしいか考えて選びましょう。
呼吸や思考の相性がありますから、必ず体験セッションを受けましょう。
おそらく近い将来ですが、あなたのクライアント力が高まったら、ネット上の「AIコーチ」と話すことだけで十分間に合うときがくるかもしれません。今のレベルの「AIカウンセラー」と話すとき、相手がコンピューターなので「より素直になれた」とも聞きます。それでも、人間のコーチの意味はあるでしょうから、今のところは人間からお選びください。
Q
コーチの資格にも段階があると聞きます。私には、どのレベルの人が適切でしょうか?
A
認定資格の単位が目的の時だけ、レベルに注意してください。それ以外は、相性が第一ですが、レベルが高い方がどのような場合にも対応してもらえると思います。コーチのレベルは、安心できる場を作る力の差とも言えます。同時に、あまり言われることがありませんが、コーチのレベルよりも、クライアント側の「クライアント力」のレベルも重要です。「クライアント力」は、いかに素直になれるかと、実行力に現れてきます。
「コーチングや研修を受けた方の お声」
Q
デイタイム・ショート・コーチングの感想(Fさん)2023年4月
A
あなたがクライアント、聴き手がコーチです。自分がやりたいことを実現するために、自分で考え、決め、行動して、結果を手にして、次の行動を考える対話の場です。コーチングを馬車になぞらえ、コーチを御者とたとえられることも多いですが、クライアントはお客さんではなく、馬車の手綱を握っている御者です。馬車はあなたの身体です。コーチはあなたの横に座って、質問したり観察しながらクライアントのあなたの状態を分析してあなたに伝えたり、目的地までの距離や周りの様子を伝えたりします。コーチがクライアントに教える場ではありません。対等の関係です。コーチングは、コーチがクライアントの内心を見透かす魔法の方法ではありません。よく観察して、言葉の使い方や振る舞いで、クライアントが何を感じているか理解しようと努めます。ですが、コーチは疑問に感じたことを素直に口に出して質問してクライアントから答えてもらいます。想像や推測で終わらせず、言葉できっちり意思を確認し合うのがコーチングです。
Q
研修を受けての感想 202年10月
A
諸説ありますが、スポーツからはじまり、その後ビジネスにも広がっていったと言われています。チームが勝つためにメンバー全員の気持ちを揃え、技術を高めるのに効果的だったのでしょう。ですので、コーチングを受けるメンバーには目標が必ずあります。ただし、目標は十人十色でまったく同じということはありません。個人を尊重したうえで、チーム目標を確認したり、個人目標の共通点を共有するためのグループコーチングも行われます。「人には、目標ややりたいこと、実現したいことがある」は、当然のこととされています。目標に達するのに1回のチャレンジで成功するとはだれも考えていません。「実際にやりながら、失敗し経験を積みながら目標に近づいていく」ことも、当然のこととされています。まず、この考え方からスタートしましょう。
Q
コーチングは、何回話したらいいのですか?
A
私は、コーチングは継続性が重要だと考えています。最初話して、実際行動して、その結果を振り返ってを繰り返すのが、コーチングです。 コーチと1回話すだけで、電撃が走ったように衝撃受け、価値観が変わり成功を手にする人もいるかもしれません。 コーチングが「クライアントに話をしてもらうこと」という意味ではこれもコーチングですが、魔法使いを期待しないでください。 すべて、クライアントであるあなた次第です。コーチと話すことで、あなた一人では得られない視点を得られます。自分一人で、そのコーチと話して得られることと同じものを得られると判断できたら、そのコーチからの卒業時期です。その時のあなたのレベルにあったコーチを探しましょう。
Q
コーチングにはお金がかかると聞きました。
A
あなたのお金を何に使うかは、あなたの判断次第です。コーチング料金をクライアント本人が支払うか、別の人が支払うか、もしくは職場や家族内のコーチングで料金が発生しない場合もあります。クライアントとその成果にとって、それぞれ利点と欠点があります。クライアント本人が払わないと「やらされ感」を感じることがあります(権利よりも義務感)。職場や家庭内では、なあなあになったり、コーチ側が行動の誘導や秘密を守ってくれなかったり、査定に響くこともあります。世間話で終わるような「なあなあ」になるのは、コーチ側、クライアント側とともに原因の可能性があります。料金について詳細は、各プランの料金をご覧ください。一般的に、コーチングできるようになるには、知識と技術と経験を身につける必要があります。また、クライアントが話した内容をほかで話さないなどの、プロとしての行動規範を守る必要があります。特にプロの場合には、「コーチの時間を買う(その時間とトレーニングなどの時間)」と考えていただければ納得していただきやすいかと思います。
Q
コーチングの目的は何ですか?
A
クライアントが、やりたいこと、目標や目的、実現したいこと、「苦労してでも達成したいこと」に、パートナーであるコーチと取り組みます。クライアントごとにコーチングを受ける目的があり、多種多様です。
たとえば、
やりたいことがある人の場合:①必要なスキルを身につけるため、②ペースメーカーとして、③認定資格取得のため
やりたいことがない人の場合:④気になることを話せたら、別に考えていることのアイディアの元になる(社長型)、⑤愚痴を話す相手が欲しい(心の整理をして、ポジティブの種を探す)。
コーチングではないですが、コーチする技術を身につければ、以下のこともできます。
⑥愚痴や文句など問題のポイントを整理して要望に変える。⑦苦情を提案に変える。⑧表に出てこない隠された意見を聴き出す。別の視点です。
具体的な行動がわからない人:⑨コーチングで、やり方を決め、やる気を出す。
何をやればよいか決めかねている人:⑩何について何をする話であれば自分が引き受けられるかを話す。実際の行動をすぐに起こせるタイプ。
Q
コーチングで話すテーマはどんなものですか?
A
やりたいこと、目標や目的、実現したいことなどです。「苦労してでも達成したいこと」と考えてもかまいません。目標や目的、実現したいことに向かって進む時に、自分の最大限の力を発揮するための作戦会議をすることです。コーチと話す時、もう一人の自分と話す程度に心底安心して本音で話せることが大事です。「やるべきこと」について話すこともあります。「やるべきこと」を効率的・効果的に終わらせ、「やりたいこと」にできるだけ取り掛かれるように考えます。また、「やるべきこと」の中の「やりたいこと」を一緒に探します。
Q
私には、目標や実現したいこと、やりたいことがありません。
そんな私でも、コーチングを受ける意味がありますか?
A
目標や実現したいこと、やりたいことがなくても、コーチと話すと何か発見があることでしょう。それが、「やりたいこと」につながるかもしれません。でも、コーチングを受けるということは、パーソナルトレーナーを雇うのと同じです。あなたの時間とお金の使い方として納得できれば、意味が見つかる可能性が高いです。また、もし「やるべきこと」のために心身を削ってきて疲れ果て、今の自分の立ち位置がわからなくなっているのであれば、まずはしっかりと休養・睡眠・栄養を取って、頭痛、腹痛、運動不足を解消しましょう。これら休養を取って体調を整えていったら、何かしらやりたい気持ちが起こってくるはずです。コーチングで、「やるべきこと」「期待されていること」「社会で正解と評価されること」は話の中心に置きませんが、本当にそうなのか見直す時間を設けることでしょう。日本では残念なことに、家庭でも学校でも、子供時代から「やりたいことは何?どうする?やった結果から次のことを考えなさいよ」と言われる経験をほとんど積んでいません。「やるべきこと」は、家庭と学校でレールが引かれています。そのため、自分に「自分がやりたいことは何?」と問うことがなく、質問がないので答えがありません。子供のよくある答えが、休養、ゲーム、ネット動画を観ることなどです。これらは「苦労してでも達成したいこと」ではないので、ここで言う「やりたいこと」ではありません。
Q
コーチングは何に役立ちますか?
A
行動の結果の保障はできませんが、行動するので何らかの結果が出て何かしら変化していきます。自分の決定で行動するので、自分の人生を歩んでいる感を得られます。自分の人生を自分でコントロールするのに役立ちます。
Q
コーチングを受けている時に、私は何をしたらいいのでしょうか?
A
コーチは指示しませんし、結果の責任を持ちません。自分のことです。一所懸命考えましょう。一番大事なこと、自分の本音に素直に向き合いましょう。他人からの命令、評価をいったん脇に置きましょう。「でも」「だって」といった否定の口癖禁止。あなたが選んだコーチです。心を許して安心してお話しください。
Q
目標達成のために、何をしたらいいか教えてもらえるのですよね?
A
指示を出すばかりのスポーツ・トレーナーもいるかもしれませんが、それはコーチングではありません。クライアントの客観的な今の状態を伝え、次の行動の選択肢を挙げるのが「教える」ように見えるかもしれません。コーチングの目的の中に「①必要なスキルを身につけるため」がありました。合理的、効果的な身につけ方を、クライアントにも探してもらいます。そして、コーチングで、何をどの程度行うか決めていきます。コーチは、選択肢を示しますが、決めるのはクライアントです。
Q
コーチングで教えてもらった中から、できそうなことをやればいいのですよね?
A
コーチングの目的は、クライアントが、やりたいこと、目標や目的、実現したいこと、「苦労してでも達成したいこと」です。「できそうなこと」を実行することで、「やりたいこと」が達成するのであればその通りです。「やりたいこと」を達成したいのか、できるだけ手を抜きたいのかどちらでしょうか?手を抜きたいと思うことは、「やりたいこと」でしょうか?自分が必要と判断したことをコーチングの時間で選び、コーチに教えましょう。そして実行してください。たとえば、街灯が少ない道で家の鍵を落としたとします。どこで落としたかわからないときに、街灯の下だけを探しますか?簡単にできることだけをしていてはいけません。
Q
コーチングを受けて、何かをやらされるのは嫌です。
A
コーチングの時間は、クライアントのための時間です。どのように過ごしてもかまいません。無理に何かをする必要はありません。これまでの人生のすべてを「やらされてきた」と感じていて、「自主的な振りをさせられて、やらされるのは嫌だ」と思われているのではないかと私は思います。「嫌」と感じているとき、かなり強力に心の防御をしています。コーチングが必要と思い、コーチのことを信用しようと思えるのであれば、まずは、絶対に安全な場所で、心と身体をほぐして、自分を取り戻しましょう。ご自身の「やりたいこと」に時間を使いましょう。
Q
どんなことが正解ですか?
A
一般に、社会で許される範囲というものもあり、また1人1人正解があるものです。他人にとっての正解は、あなたの正解とは関係ありません。あなたの人生の正解は、終わってみないとわかりません。そして、別のルートをたどっても正解であることが多くあります。あとになって、「あれの経験には意味があった」とわかることもあります。後悔することは絶対にありますが、正解かどうか判断するのは、未来のあなたです。
Q
ムシャクシャした気持ちの時に、話してもいいですか?
A
あなたが傷ついたから、話して同じだけ相手を傷つけたいという思いであれば、お断りします。けれど、くやしさ、悲しさの中から、次の自分の行動を考えたり、「自分とは何者か?」がわかったりすることがあります。心が不安定の時の方が、ガードが下がって正直に本音を出せる場合があります。効果があるコーチングができる可能性があります。1回だけのコーチングでは、お互いの安全のためのセーフティネットをどのように張ればよいかわからないので、できることなら複数回のコーチングの中の1回としてください。あなたを立体的に理解できるでしょう。
Q
話をする相手として、コーチと家族、友達、同僚、ビジネス仲間などとは何が違いますか?
A
トレーニングをして話を聴く技術を持っていて、秘密を守れる第三者という利点があります。コーチ以外は、親身になればなるほど、アドバイスしたがり、アドバイスのためのプライベート情報を求めます。そして、分析して、原因を断定して、対策を提案しがちです。
Q
スポーツでよく聞くコーチングと何が違うのですか?
A
コーチングの目的の「①必要なスキルを身につけるため」がスポーツのコーチングに該当します。スキルは、肉体の使い方のスキル、気持ちのコントロールスキル、メンバーや相手とのコミュニケーションスキルがあります。国際大会レベルの選手には、「肉体の使い方」と「気持ちのコントロールやコミュニケーション」など専任のコーチが帯同することがあります。スポーツクラブや学校の部活でも、「気持ちのコントロール」を手助けするコーチングをするようになってきています。
Q
私はコーチングではなくて、ただ話を聴いてもらえればいいのですが。
A
コーチの話を聴く時間中拘束するので、コーチング料が発生します。それをご理解の上、コーチングになることも期待されるのであれば、ご依頼ください。最初は、どこが「やりたいこと」につながる話かわからない場合がありますので、ご質問のような状況にもあり得ます。
Q
私は、すべて「考えて、決めて、行動して、結果から次の行動を決めている」。
そんな私にコーチングは必要ですか?
A
1人で考えていると、思考の枠が限られていて、いつも同じ範囲で行き来していると感じませんか?コーチは、「もう一人のあなた」です。思考の枠を広げましょう。本当に成果を出している人ほど、自分への否定的な評価ばかりだったり、具合が悪かったところを見落としていることに後で気づいたり、となっているように感じます。できたことを認め、ほめ、具合が悪くなりそうなところを事前にチェックし、ミスのレベルを評価するのにコーチングが役立ちます。コーチは一緒に行動してくれるわけではありませんが、「孤独だ」と思わなくて済みます。
Q
コーチには、私と同じ業界の人で、成功している人でないと意味がありません。
A
話を聴く気になれるか、尊敬できるか、自分が考えていることの抜け落ちを指摘してくれるか、という意味では正しい考え方でしょう。でもそれは、コーチングを「教えてもらう場」と考えているし、敬意がかなり偏っていることがわかるでしょう。自分の心を素直に出して話ができ、成果を上げられると信じられるのであれば、該当する方に依頼するのがいいでしょう。でも、コーチングを深く考えてきた私からは、「そんなことないですよ」と言えます。
Q
本やインターネットでコーチングのことを調べました。でも、調べれば調べるほど混乱してきました。
何が正しいのでしょうか?
A
コーチングは結局は一つですが、認定資格ごとに流派的なものがあります。見かけの雰囲気が随分違う印象を持つでしょう。どれか一つを信じて、一通りトレーニングしてはいかがでしょうか?一つを極めたら、他のものもよく見えてきます。そして、コーチを一人選んで、コーチングを受けましょう。自分の中で、体系を形作っていくしかありません。
Q
コーチングなどの認定資格の単位のためにコーチングを受ける必要があります。
コーチングを受けて単位になりますか?
A
認定資格単位になるコーチが満たす条件をお調べください。たいがいは、認定資格を出している団体の上級資格者のコーチングを受けることが条件になっていることが多いです。ただし、コーチングは単位のためだけに受けるのはもったいないです。上級資格者の中には、あなたに合ったタイプのコーチも必ずいます。いいコーチと出会えるといいですね。
Q
コーチはどうやって選んだらいいのでしょうか?
A
どのテーマでコーチングを受けたいか、あなたの希望に合わせたコーチを探しましょう。インターネット上に情報があったり、オンライン型や対面型のセミナーや勉強会で選びましょう。おそらく近い将来ですが、あなたのクライアント力が高まったら、ネット上の「AIコーチ」と話すことだけで十分間に合うときがくるかもしれません。今のレベルの「AIカウンセラー」と話すとき、相手がコンピューターなので「より素直になれた」とも聞きます。それでも、人間のコーチの意味はあるでしょうから、今のところは人間からお選びください。
Q
コーチの資格にも段階があると聞きます。私には、どのレベルの人が適切でしょうか?
A
認定資格の単位が目的の時だけ、レベルに注意してください。それ以外は、相性が第一ですが、レベルが高い方がどのような場合にも対応してもらえると思います。コーチのレベルは、安心できる場を作る力の差とも言えます。同時に、あまり言われることがありませんが、コーチのレベルよりも、クライアント側の「クライアント力」のレベルも重要です。「クライアント力」は、いかに素直になれるかと、実行力に現れてきます。